世界を滅ぼしかねない火山が日本にある…
と言ったらあなたは信じますか?
日本には110もの火山があり、火山大国という名前はダテじゃありません。 1都道府県に2~3個の火山がある計算になります、やばい。
内閣府の調査によると、世界には約1500個の火山があるそうですがその7%が日本に集中しているんですね。 全世界の0.25%しか面積がないってのによぉ!
日本最大の火山
日本最大の火山はなんだと思いますか?
富士山? 桜島? 浅間山?
知名度だったり噴火のイメージからするとぱっと浮かぶのはこのあたりですよね。
日本最大の火山は…
阿蘇山です。
な、なんだってー!?!?>ΩΩΩ
と言うほど意外ではないと思いますが、そこまですごいイメージもないのではないかと。
阿蘇山の凄さを語るにはかの有名な「カルデラ」の説明をするのが速いですね。
カルデラとは火山の活動によってできた大きな凹地のことである(wikipediaより引用)
ざっくりと言ってしまえば、もともとマグマがあったところが凹地になってる……ってことです。 詳しく知りたい方はwikipedia(カルデラ)を見てみましょう。
阿蘇山のカルデラは小学校の社会で習うほど有名ですので知っている人も多いはずです。 が、どれほどの規模のものなのかはいまいち分からないですよね。僕は分かっていませんでした。
百聞は一見にしかずと言いますしまずは目で見てみましょう。(クリックで拡大)
おー、確かにすごい! でも…まあよくある火山でしょ?
いやいや! 真ん中の山がそうだと思ったら大間違いで、この写真全てがカルデラの中です。(!?)
つまりこういうこと↓
カルデラの中に街がすっぽりと入っているんですね。 カルデラの中に街を作った、というのが正しいです。
最大出力で噴火したらカルデラは全て火口になります。 街はたちまちマグマに飲み込まれてしまいます…そう考えると恐ろしいですね。
世界的に見てもカルデラ内に街が発達しているのは極めて珍しいそうです。 そりゃそうだ。 日本人は自然災害に対して耐性ができていますねw
阿蘇山レベルの火山が噴火したら外にいても中にいても助かるまいと言うことかもしれません。
火山のランク
阿蘇山レベルと書きましたが、火山は気象庁の火山噴火予知連絡会によるランク付けがされています。
活動レベルが高い順からA、B、C、ランク外と4段階で評価されていて、ランクAは110のうちわずか13の火山のみ! いや、10%以上だから意外と多いですね。さすが火山大国です。
ランクAの火山は「(極めて大規模な噴火活動等)広域で警戒が必要。」とされるもので、いつ噴火しておかしくないと常に観測がされています。
ランクAの火山は次の通り。
- 十勝岳 北海道
- 樽前山 北海道
- 有珠山 北海道
- 北海道駒ヶ岳 北海道
- 浅間山 群馬県・長野県
- 伊豆大島 東京都
- 三宅島 東京都
- 伊豆鳥島 東京都
- 阿蘇山 熊本県
- 雲仙岳 長崎県
- 桜島 鹿児島県
- 硫黄島 鹿児島県
- 諏訪之瀬島 鹿児島県
(wikipediaより抜粋)
阿蘇山ももちろんランクAにノミネートされています。
ちなみに日本の象徴でもある富士山はランクBで比較的落ち着いています。 良かったよかった。
東京に3つもランクAの火山があるのは意外でしたね。 首都がいつ壊滅してもおかしくない国って…。
全ての火山が一斉に噴火したら日本は四国くらいしか残らないのではないでしょうか? 硫黄島が噴火すると津波で本州などに大きな被害が出るそうですからもしかしたら四国すら残らない可能性も…。
極めて的確に被害を与えられそうな位置ですね/(^o^)\ナンテコッタイ
笑い事ではないのですが、どうしようもないので笑うしかありません。 この硫黄島もカルデラ(鬼界カルデラ)の一部です。 このカルデラは海中にあるんですね。
大噴火したらどうなる(しないけど)
さて、話を戻して阿蘇山が大噴火したらどうなるのでしょうか?
阿蘇山は大昔に何回か噴火をしたことがあり、激しい噴火では火砕流が海をまたいだ山口県まで達したということですが…。
日本はこうなる
阿蘇山は過去4回に渡り大噴火をしています。
その時のデータを元に、最大出力で噴火した場合を想定します。
阿蘇山が最大出力で噴火すると…
九州の4分の3が火砕流に飲み込まれ、山口県や四国にまで火砕流の被害が及びます。 さらに火山灰が広範囲にわたって吹き上がり日本各地の農作物が壊滅的な被害を受け食糧難が訪れます。
こんな画像もあります。死者の数が意味の分からない数字になっていますね…。
火山灰の積もる厚さ50センチと言うのも想像すら及びません。
画像に「最悪のケース」と書いてありますし、こういったものはやや大げさに作られている(本当に最悪のケースを踏まえている)のでここまではならないにしても相当の被害が出るのは間違いないようです。
世界はこうなる
噴火の直接的な被害は届いても朝鮮半島までです。(届くこと自体が驚異ですが)
阿蘇山の噴火が世界に与える影響は「火山灰の飛散による温度低下」です。
上空に吹き上げられた火山灰が気流に乗り、世界中に広がります。 広がった火山灰は日光を遮断し地表の温度が低下。 農作物に影響が出ることが考えられます。
少なからず食料面に影響が出るので物価の上昇が起こるでしょう。
と、世界的にはこれくらいしか言えませんね。 物価の上昇が政治的な問題に影響を与えて世界を巻き込んだ何かが起こるかもしれませんが、それはまた火山とは別の問題です。
もしかしたら阿蘇山の噴火に影響されて日本の各火山が連鎖噴火。火山灰が大量に舞い上がり世界的な寒波到来。 人類滅亡の危機が訪れる!! なんてこともあるかもしれません。(※妄想です。 ありません。)
火山が噴火しないことを祈るのみ
日本最大の火山、阿蘇山。
阿蘇山のカルデラはあくまで火口。 周囲一体が阿蘇山そのものという巨大な火山です。
ひとたび噴火してしまえば考えるのも恐ろしい事態になります。 噴火しないことを祈るばかりですね。
噴火するだのしないだのと言った憶測が飛び交っていますが、それらの説に根拠はありません。
また、大噴火が起こるには地下の圧力が高まっている必要があります。 小規模噴火が起きている状態であれば今回の記事で想像(妄想?)したような大災害にはなりません。
阿蘇山は最古で30万年前、最近で9万年前に大噴火をしていますが、もはや僕ら人間の尺度を超えた年数なのであーだこーだと素人が推測するのは無駄ってもんです。 専門家でも難しいでしょう。
今回の記事でわかったことは「阿蘇山はすごい火山だ(った)」ですね!