ジュネーブのオークションで世界最大のオレンジダイヤモンド出品され、
なんと35億円で落札されました!
出品時の予想では20億円と言われていましたが大きく上回る結果となりました。
しかし色のついたダイヤは価値が低いはず……。
不思議に思い、少し調べてみました。
ダイヤモンドについて
ダイヤモンドとは 別名「金剛石」とも呼ばれる鉱石で、もっとも硬い鉱石として知られています。
ダイヤモンドの硬さはひっかきや摩擦に対する強さであり、
衝撃に対してはルビーやサファイアに劣ります。
ダイヤモンドはハンマーでたたけば割れるという事ですね。
ルビーとかは割れない(割れにくい)です。
しかし圧力に対しては飛びぬけて強いです。
そして4月の誕生石でもあります。
これがダイヤモンド。
名前はだれもが知ってる鉱石ですよね。
「でもお高いんでしょう?」というやつです。笑
宝石の割には「一番硬い」と言う性質もよく知られていますよね。
みんな「一番」が大好きですね。
このダイヤモンドは採取できる層が限られているのでお値段が高くなりがちです。
地球の活動によって作られているので量が取れないのですね。
しかし逆に考えれば今この瞬間にも地球上のどこかではダイヤモンドが出来ているということに・・・?
夢が広がりますね^^
ダイヤモンドの価値
さて、そのダイヤモンドですが値段にはルールがあります。
ダイヤモンドの価値は色、透明度、重さ、研磨の4つによって決まります。
通称4C(color,clarity,carat,cut)です。
最初の3つは自然界で決まりますが最後の一つは人の手が加わっていますね。
職人技です。
今回はオレンジダイヤモンドの話題と言うことで、
この4Cの中の色(color)について詳しく見ていきましょう。
まず色は無色が最も価値があり、イエローがかかってくると価値が下がります。
アルファベットのD~Zで評価がなされています。(Dが最高)
次のような評価ですね。
- DEF:無色透明
- GHIJ:ほぼ無色
- KLM:かすかな黄色
- N-R:非常に薄い黄色
- S-Z:薄い黄色
さて、ここで気になるのが今回のオークションで出品落札されたのは「オレンジダイヤモンド」ですね。
色つきだし価値はないはずでは・・・?
そう思いますよね。
しかしここで出てくるのが「カラーダイヤモンド」の存在です。
一般的には無色が最高価値ですが、
世の中にはピンクやブルーのダイヤモンドがあり、
それらが時として無色よりも価値のあるものになるのです。
カラーダイヤモンド
有色のものでも無色よりも価値があるものがあります。
それがカラーダイヤモンドです。
特にピンク、ブルー、グリーンなどは価値があるようです。
またイエローダイヤモンドは価値が低いのですが
「綺麗なイエローダイヤモンド」は価値が高いそうです。
つまり「綺麗なら」なんでも高価! と言うことですね^^;
ちなみに今回出品されたオレンジダイヤモンドは
別名「ファイアーダイアモンド」とも称される天然の純色オレンジダイヤモンドでとても稀少なものだそうです。
過去最高のもので6カラット(重さです)だったそうです。
今回の出品物は14.82カラットですからものすごい価値ですよね。
重さが二倍だから価値も二倍?
とんでもない!!
「ダイヤモンドの価格は重さの二乗に比例する」と言われており、
重さが2倍なら値段は2×2で4倍です。
貴重なカラーダイヤモンドであればさらに高くなるというものです!
今回出品されたダイヤモンドは相当価値のあるものですね。
これが落札されるという世界が少し怖いですが、、、
翌日には60億を超えると予想されるビビッドピンクダイヤモンドが出品されるとか。
なんかすごい名前です・・・。
一度でいいからそんなものを手にしてみたいものですねぇ……。