爪が割れるのは病気なの?縦割れと横割れの意外な原因と治し方!

うわっ…私の爪、割れすぎ…?

爪が割れるのは病気なのでしょうか? 

色んな説があるので爪が割れるとちょっと不安になりますよね。女性ですとネイルのために伸ばしてたのに…とか。

爪が割れるのにはちゃんと理由があり、さらに縦に割れるのと横に割れるのでは原因は別のものです。 

原因が違えば当然、対処法も違ってきます。

正しい治し方で爪を健康な状態にしましょう。

爪が割れる原因

爪が割れる原因は思っているよりも多いです。

縦割れと横割れでは原因が違い、縦割れは注意が必要かもしれません。

縦割れ

  • 乾燥
  • 病気

爪が割れる原因の多くは乾燥によるものです。

洗い物などの水仕事で手の脂が落ちてしまい乾燥します。 また除光液なども爪の油を根こそぎ持って行ってしまうので乾燥の原因になりますね。

そしてもう一つの原因が病気。

爪が割れる病気ではなく、その病気が引き起こすものの一つとして爪の割れがあります。

該当する病気の例として以下の様なものがあります。

  • 甲状腺機能低下症
  • 糖尿病
  • 貧血気味
  • 卵巣機能の障害
  • 高尿酸血症
  • 慢性肝障害

特に糖尿病の場合は爪が白く濁ったり巻爪になるなどの症状が出て、貧血では二枚爪のような症状が出ることもあります。

乾燥と違い、ちゃちゃっと対処というわけには行きませんね。

横割れ

  • 栄養不足
  • 爪切り
  • 乾燥

横割れする原因は乾燥・栄養不足に加えて、爪切りの仕方です。

乾燥は縦割れと同じく水仕事などで油がなくなってしまい乾燥します。

栄養不足(や生活習慣の乱れ)による割れは現代人ならではですね。 夜更かしして砂糖たっぷりの甘い紅茶を飲みながらお菓子を貪るなんて生活はもってのほかです。(僕ですね)

意外なのが爪切りですね。

爪を切るときにパチンッと音がしますよね。 あのときに爪に加わる衝撃はかなりのもので実は爪が傷んでいます。 ただこれだけでは割れる理由としては弱いです。

爪を切る形も爪の割れに関係しているんですね。

治し方

原因が分かったところで、対策を見ていきましょう。

縦割れ

まずは病気の対策です。

病院に行ってください。

これは家庭で簡単に治せるものではないので専門家の指導を受けるのが一番です。 手遅れになる前に病院に行きましょう。

病気かどうか分からない…という場合は思い当たる節がないか考えてみましょう。 そうそうなる病気ではないので可能性は低いですが、もし不安なら万が一ということもありますし病院に行くことをおすすめします。

次に乾燥対策です。

手が乾燥することってあると思います。 手と爪は同じ場所にあるので、手が乾燥していいるなら爪も乾燥しています。

爪は固くて潤いとは無縁に思うかもしれませんが、一定の水分を含んでいます。 その水分が失われれば乾燥している=割れやすくなるんですよね。

保湿をします。(当たり前)

乾燥するのは水洗いなど、水を触る時です。 水洗い時はできるだけゴム手袋をするなどして洗剤から手を守りましょう。

洗剤はかなり強力で手の脂を根こそぎ奪ってしまいます。

ハンドクリームでアフターケアすることはできますが、ダメージを和らげているだけですから少なからず乾燥します。 最初からダメージを防ぐほうが手の健康にはいいですね。

除光液も爪にダメージを与える大きな原因ですね。 爪に直接触れる分、ダメージが大きいです。 こちらは使わないというわけにも行かないので保湿でアフターケアをするのが大事になります。

保湿をする場合、手はハンドクリームですが、爪はキューティクルオイルで潤いをあたえます。

↓こういうやつです。

爪に栄養分や潤いを与えてくれるものです。 これをつけてマッサージをすると爪が喜びます(*^_^*)

色んな種類、色んな香りがあるので自分に合ったものを探してみましょう。

特に乾燥していない場合でも栄養を与えることは爪にとっていいことですので普段使いすると爪にいいですよ。

⇒爪の形は変えられる! ピンク部分を伸ばして縦長の爪する5つの方法

横割れ

乾燥対策は縦割れと同じです。

残る横割れの原因は次の2つですね。

  • 栄養不足
  • 爪切り

栄養不足対策!

前の記事にも書きましたが爪を作っているのはタンパク質です。

そしてできた爪を維持するために、他の栄養素が必要になります。

成分と効果、食品の一覧は以下のとおり。

栄養分 効果 その栄養を含む食べ物
 ビタミンE  つやのある爪  たらこ、アーモンド、カボチャ、植物油など
 ビタミンB  丈夫な爪  レバー、豚肉、大豆製品、うなぎなど
 カルシウム   丈夫な爪  牛乳、乳製品、大豆製品、小松菜、ししゃも、ひじきなど
 ビタミンD カルシウム吸収UP  魚
 亜鉛  爪の維持  かき、ホタテ、肉、卵など
 鉄分  そりの防止  レバー、あさり、大豆製品、小松菜、きくらげなど

豆腐と納豆を毎日食べていればOK(๑•̀ㅂ•́)و✧

冗談です笑

ただ豆腐と納豆を食べておけば大部分をカバーできるのは事実です。 加えて魚や肉を食べればいいですね。

ビタミンEを取るために、おやつにアーモンドを食べるようにすればバッチリです。

別に毎日栄養を取る必要はなく、週に何回か意識すれば十分です。 普通の食事をしていればこれらの栄養分のうちいくつかは自然と取れるはずですからね。

食事がしっかりしていても、冷え性の方は注意が必要です。

冷え性は末端の血管に血液があまり届かなくなって起こる症状です。 血液が届かなければ栄養も届きません。

手や足をよくマッサージして血行を促しましょう。

次は爪切り!

まず、爪切りをした時のパチンッが問題です。 あの時の衝撃は思った以上に強くそれだけで割れてしまうこともあるほどです。

できるだけ衝撃を和らげるために、手をお湯につけたりお風呂直後にしたりして爪が柔らかい状態で切りましょう。

スクエアオフと呼ばれる形が爪の強度的には最適です。

爪 形

先端を水平に切ってから角を少し削って丸くする方法ですね。 この形にするだけで爪割れをかなり防ぐことが出来ます。 いちばんお手軽にできる方法ではないでしょうか。

ネイルをしたくて伸ばしている時もこの形にしておいて、いざするという時に形を整えると割れづらいです。

また爪やすりを使うと爪へのダメージをなくせます。 爪切りと違って衝撃がないので爪が剥がれたりすることもないですからおすすめです。

爪やすりにはガラス製や金属製がありますが、ガラス製が扱いやすくていいです。 水洗いができるのがいいんですよね。 削る性能も高いので時間がかからないのもポイントが高い。

ぶつけたり落としたりすると割れる可能性があるのが欠点です。

爪やすりは前の記事でおすすめを紹介しています。

まとめ

  • 縦割れは病気の可能性あり
  • 洗剤や除光液で乾燥する。 保湿するべし!
  • 栄養不足は割れの元。 普段の食事から改善。
  • 冷え性ならマッサージで血行促進を!

病気が原因で爪が割れる、と言うのはあまりないです。

普段から爪がよく割れるという方は、乾燥してたり不摂生・不規則な生活で爪に栄養が行き届いていなかったりするのがほとんど。

生活で改善できることばかりなのでぜひ意識してみてください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする