「嘘をついてもいい日」で有名な4月1日。
エイプリルフールですね。
友達や恋人にどんな嘘をつこうかいろいろと想像を膨らませますよね。
でも「嘘をついてもいいのは午前中だけ」「午後はネタばらしの時間」なんていう話もあります。
そしてそれすらも嘘なのではないか…と言う説も。
エイプリルフールならではのカオスな状態ですね。何が本当なのでしょうか。
午前に嘘をついていい理由
午前中にしか嘘をついてはいけない、となった理由にはいろんな説があってどれが本当かは分からないそうです。(そもそもエイプリルフールの起源自体もあいまい)
どんな説があるのかというと…
オークアップルデー
5月29日に行われるイギリスの王政復古の記念祭「オークアップルデー」に由来しているという説。
※王政復古と言うのは、簡単にいえば君主制(王様による統治)を成立させる事。
オークアップルデーでは午前中だけオークアップルの実(上の画像)の飾りを身につけるという風習が有ります。 王様への忠誠を示すイベントです。忠誠というと重いですが王様大好き!と言う意味ですね。素敵なイベントだと思います。
これとエイプリルフールの「嘘をついてもいい」が融合して「午前中だけ」「嘘をついてもいい」となったという説があります。 季節的に開催日が近いですし混ざってしまってもおかしくなさそうです。
なかなか説得力が有りますね。
事実、イギリスやアイルランド周辺では「午前中にしか嘘をつかない」ルールがしっかりと根付いているようです。
とある漫画雑誌のコラム
『エイプリルフールに嘘をつけるのは午前中だけ』っていう雑学は有名だけど、『午後はネタバラし』は有名じゃないし、更に『この雑学自体が小学館の雑誌・小学五年生に掲載されたエイプリルフールの嘘』っていう雑学はよりマイナーなので、明日もきっと大混乱。
— コバヤシカズアキ (@2_2_1471) 2015年3月31日
なんとこんな説もあるそうです。
子供向けの雑誌なので信じた子供が友だちに教えて、その友達がさらに友達に…と考えるとだいぶ信ぴょう性がありますね。
筆者が子供の頃に「午前中だけ説」を聞いたことがないのは、まだこの話が広がってなかった可能性もありますね。
高校あたりになってはじめてこの説を耳にしました。
でもこの説は広がりやすいですよね。 午後に嘘をつかれてイラッとした時の反論として「嘘ついていいのは午前だけだぜ!」っていう説はまさに渡りに船です。本当だろうが嘘だろうが、この時ばかりはこの説は便利に思ってしまいそう。(笑)
エイプリルフールは楽しく
ウソを付くのが午前でも午後でも楽しい嘘をつきたいですね。
人が嫌な気持ちになったり傷ついたりするような嘘は厳禁です。
他にも、大騒ぎになってしまうような嘘は大問題。 当人同士でくすっと笑って追われるような嘘にしましょう。
午前中に嘘をつきまくるのはなかなか難しいので、僕は1日かけて嘘を楽しんでもいいと思います。
エイプリルフールを楽しく過ごしましょう。