ものまねと言えばこの人あり!
ものまね王として不動の座を築いているコロッケさんですね。
ものまねの範囲は古今東西、誰でも真似ますと言わんばかり!
今でこそ誰でも知っているコロッケさんですが
実は、今の芸の領域にたどり着くまではかなり苦労をされています。
ものまねの始まり
まずはコロッケさんの過去の話からしたいと思います。
コロッケさんは子供のころはとても貧乏でした。
と言うのも父親がおらず、母親が女手一つで姉とコロッケさんを育てていたからです。
しかし母が「身なりだけはきちんと」と銭湯には毎日行っていたそうです。
(お金は母がお金が出来たときにまとめて払っていた)
またコロッケの母は「挨拶はきちんと」とも教えていました。
とかく片親と言うことが差別を受ける時代でしたが、
言いつけどおりにコロッケ姉弟は近所の人のところに行って大きな声であいさつをしたそうです。
そうしているうちに近所の人に可愛がられるようになったそうです。
そんな生活の中で、
コロッケさんたち二人が楽しみにしていたことと言えばテレビを見ることだったんですね。
テレビを見ていると姉がものまねをするので
コロッケさんもものまねをする姉のものまねをしていました。
このころからコロッケさんのものまねが始まりました。
実はものまねを始めたのはこんな子供のころからだったんですね笑
そりゃあうまくなりますよね。
ものまね活動
本格的にものまねを始めたきっかけとして
池畑慎之介☆さんがテレビでものまねをしていたことがあるそうです。
コロッケさんは地元の熊本でショーパブやゲイバーなどでものまね芸を披露。
商店街から声援が飛んでくるほどの面白さだったとか。
その後、上京してテレビにも出るようになりました。
才能の開花が驚くべき速度です。
突き抜けた芸と言うのが受けたんでしょうね。
コロッケさんにしかできない芸という事で。
芸の作りこみ
コロッケさんは「似ているものまね」をするつもりはないそうです。
それでいいの?って思いますけど笑
コロッケさんも、最初はものまね=似ているという思いがあったそうですが
そのうちに「似ているだけではダメだ」と思うようになりました。
似ているだけではない、「面白さ」を追求しはじめたのです。
コロッケさんはものまねをする人の映像や作品を何度も何度も繰り返し見ます。
そうした研究をしたうえで特徴的な部分を抜き出して笑いに変えているのです。
「僕は頑固な方で、一回こうだと思ってしまうと、もう同じ気持ちではできないんです」
これはコロッケさんがフジテレビのものまね番組を降りる際のセリフです。
フジテレビのものまね番組は一人当たりに1~2分の時間しか与えられていませんでしたが、
コロッケさんの芸はどうしても4~5分かかるので
「思うようにできないことがストレスになった」と言っていました。
当時、人気が出ていたコロッケさんは
「やりたいようにできなくても、我慢していれば、とりあえず生活は安泰だろう。
しかし、このままぬるま湯につかっていたら、もう冷めるしかない。
だったら、自分で湯を沸かせるところを探すべきじゃないか。
もう一度、熱い湯に入るには、一度、このぬるま湯を出るしかない。」
と言っています。
めちゃくちゃ熱いセリフですね!
私ならぬるま湯につかりっぱなしだったと思いますけど^^;
コロッケさんはそうならなかった!
周りの環境に流されず自身の芸を貫くこと。
これは思っている以上に大変なことだと思いますが
それをやり通したからこそコロッケさんは成功し「ものまね王」と呼ばれるようになったのでしょう。
コロッケさんもけっこうなお年になりましたが、
まだまだ精力的に活動を続けています。
私たちも見習いたいですね!
なんてきれいにまとめてみたり笑
コロッケさんの誕生の秘密でした!^^