今回は目の錯覚画像を集めました!
さらにそれぞれの画像についてかるーく解説と言うか説明文つけました(^o^)/
画像一覧の後はそれぞれがなぜ起きるかまで書いてありますよ!!
目の錯覚画像
渦巻いて、いない
画像の簡単な(?)解説
1.7.8の画像の解説です。
この三つの画像はいずれも「色対比」と呼ばれる効果によるものです。
「色対比」には大きく分けて二種類「同時対比」と「継時対比」がありますが、今回は「同時対比」ですね。
人の目は「見ている色に鈍くなる」性質があります。
例えば赤を見ていると目は赤に鈍くなります。
具体的には左の画像です。
小さな同じ色ですが、下の二つでは右側の方が明るく見えますね。
これは周りが赤のために「赤度合」が落ちて見えるためです。
逆に周りが青だと濃く見えますね。(個人的にはこっちはあまり変わらない)
人の身体って言うのは不思議なもんです。
2.4の画像の解説です。
この二つは人の目の動きが関係しています。
人の目と言うのは実は「常に細かく動いて」います。
すると網膜に出来る像も細かく動いていることになります。
つまり本来なら「全てのものが細かく動いて見える」はずなんです!
しかしそうならないのが人間のすごいところで脳が「補正」して止まって見えるように認識しているんですね。
ところがこの「補正」が正しく働かなくなる時があります。
それが2や4の画像です。
細かいものが、模様のようなものを背景に、規則正しく、並んでいると起こるようです。
ちなみにこの錯覚は「目が全く動いていない」状況では起こりません。
目が細かく動いているからこそ起こる錯覚なんですね。
動いていないのに脳が勝手に「補正」しちゃって動いて見えてしまうわけです。
脳って意外とおっちょこちょいですわ^^;
3.10の画像の解説です。(2や9もこれの仲間です)
これはカフェウォール錯視と呼ばれるものでちょっと難しいです^^;
一言で言うと『「□」や「■」の角のそばに、
白い点や線(or黒い点や線)があると四角形が傾いて見える』と言うものです。
一言で言えてませんね、はい。
傾いて見えるせいで渦巻き状に見えたり平行じゃないように見えたりするわけです。
厳密には白や黒に限定されず同じ系統の色を含んでいれば濃淡でこの錯視(錯覚)が起こります。
もはや自分の目が信じられませんね・・・
5の画像の解説です。
「カニッツァの三角形」と呼ばれるものです。
何もない空間に正三角形の輪郭が浮かび上がっていますね。。。
これは「主観的輪郭」と呼ばれるもので、いわば「想像上の輪郭」です。
要するに自分で想像したものが周りのものよりも強く見える現象です。
なぜか正三角形は「明るく」「手前に」見えますね。
自分で考えたものは他のものよりも強く見える傾向があるということです。
「人は自分が見たいように見る」と言う言葉がありますが、図形も例外ではないようですね。
最後に6の画像の解説です。
いよいよ6番の「空間が歪んだ!!」画像ですが、、、これは錯視と言うかなんというか。。。
単純に横の棒をうまく切り取って右下に貫通しているように見せているだけです。
真ん中の棒と、右下に出ている部分の影のつき方を良く見てください。
右下の部分は光が手前にも当たっていますが、真ん中の部分は手前には当たっていませんよね?
これがこの画像のタネです。
しかしここまでうまく切り取るのはもはや「匠の技」ですね。
ただただ凄いです。
まとめ
錯覚・錯視の世界は不思議で面白いですね。
自分は原理が気になってしまうタイプの人間ですが純粋に楽しめるのが錯覚だと思います。
「すげーっ!!!」って言って笑いましょう^^