相手にして欲しいことがあるけど、なかなか思うようにいかない!
そんなちょっとしたときに使える便利な心理学の技!
これを使えば思い通り! 楽しい生活を送ってみませんか!?
今回は3つの技を紹介したいと思います!
これはいいよね!じゃあこれもいい?
人は一回「YES」と言うと次も「YES」と言いやすい。
これは『一貫性の原理』と呼ばれるもので、人は行動や発言に一貫性を持たせたい心理があるのです。
信じがたい例ですが、こんな事例が確認されています。
旅行先で財布を落としてしまいピンチのAさんと、見知らぬ通行人B。
A「あの、、、すいません」
B「はい何ですか?」
A「今何時でしょうか?」
B「時間ですか? えっと、1時半ですね。」
A「ありがとうございます。 あ、あとですねお金を貸して頂きたいのですが・・・」
B「え、お金ですか? うーん、まあ少しならいいですよ。」
A「本当ですか? ありがとうございます!」
「いや、かさねーよ」と思ったかもしれませんが、最初に時間を聞くことでお金を借りられる可能性が
大きく上がることが実験によって証明されているんです。
いきなり「金貸せ」って言われても「はい?」って感じですが、上の例だと貸しちゃうかもですよね?(笑)
この例ですとBさんは「親切」と言う自分の一貫性を守ろうとしたわけです。
もちろんもっと同じ種類のことを要求すれば成功率はぐんと上がります。
恋人同士であれば「ご飯食べよ」⇒「お寿司がいいな」⇒「特上がいい♪」って感じで!
特上は無理かもしれませんが程度を考えて使えばいろいろ使えますね!(^▽^*)
これはいいかな?じゃあこれは?
最初に大きな要求を突き付けて断らせると、次の小さな要求は通りやすい
これは『返報性の原理』と言うものを利用した技ですね。
返報性の原理と言うのは「何かをしてもらったら、お返しをしたくなる」ことを言います。
借りがあるとなんだか気持ち悪いじゃないですか。 そういう心理です。
例えばお金を貸してほしいけど貸してくれないだろうなぁ、、、なんて場合。
A「なあB、、、悪いんだけど1万円貸してくれない?(昼ごはん代くらいあれば・・・)」
B「えっ? 1万円? ダメだよ!」
A「じゃあ5千円!」
B「いや、、、ちょっとなぁ、、、」
A「じゃあ3000円でいいから!」
B「あー、しょうがないなぁ。 ちゃんと返せよ?」
A「ありがとう!(1000円くらいで良かったんだけどラッキー)」
Aさんが最初に1万円と言う金額を要求してから、3000円と言う金額まで譲歩したことで
Bさんも「こっちも譲歩しなければいけないな」と言う気持ちになるのです。
実際にはBさんが譲歩しなければいけない理由など何もないのですが、、、
ホントに人の心って不思議なものですね(笑)
相手に何かしてもらいたいときや買って欲しいときなんかに使えますね!
ねえ、これとこれどっちがいい?
人は2択で質問されると、ほかに選択肢があってもその2つの中から選んでしまう
つまり・・・? なかなか想像できないかもしれません。
日常生活の例で言うとこんな感じですかね。
遊びに行きたいAさんと、出来ればのんびりしていたいB君。
AさんはうまーくB君を話に乗せて出かけたい! そんな場面を想像してください。
A「遊びに行くなら遊園地と動物園どっちがいい?」
B「うーん、、、動物園かなぁ」
A「そっか!じゃあ動物園行こっ?^^」
B「うん、そうだね」
と、こんな具合です。
B君はあまり出かけたくないのですが最初に希望を答えているので
出かけることに対して抵抗感がなくなっていますね。
単純に「動物園に行こう」と誘ってしまうと「えー、のんびりしたいよ」と断られてしまいます。
しかし最初に2択で尋ねることによって「相手の希望」を聞き出すことが出来るので
そのあとで「動物園に行こう」と誘うと断られにくくなります。
二択の内容が相手の好みに合っていればいるほど効果が高まるのでそこに気を付けましょう。
さすがにどちらも嫌いな選択肢だったら選んですらもらえませんので・・・。
選んでもらいたい選択肢の好感度の方が高くなるような二択を考えましょう!(笑)
今回は『これはいいよね?じゃあこれは?』、『こっちはダメ?じゃあこれは?』、『どっちがいい?』
の3つを紹介しました。 どれも日常生活で使いやすいものですので上手く使っていきましょう!
人をだますのには使ってはいけませんよ!